アナバプテスト(再洗礼派)/メノナイト関連の図書を出版年順に紹介しています。学術書だけでなく、一般書、フィクション、子ども向けの書籍も含めています。

2022年
ノーマン・クラウス(南野浩則訳)『働きかけるイエスの福音ーー問われる宣教の変革』東京ミッション研究所
南野浩則『旧約聖書の平和論ーー神は暴力・戦争を肯定するのか』いのちのことば社

2021年
ロナルド・J ・サイダー(御立英史訳)『イエスは戦争について何を教えたかーー暴力の時代に敵を愛するということ』あおぞら書房
ロナルド・J ・サイダー(御立英史訳)『聖書の経済学ーー格差と貧困の時代に求められる公正』あおぞら書房
堀純子『アーミッシュの老いと終焉』未知谷
クリス・マーシャル(片野淳彦訳)『聖書の正義ーーイエスは何と対決したのか』いのちのことば社
南野浩則『十戒ーーシナイ契約・律法と山上の説教』いのちのことば社
ペリー・B・ヨーダー(河野克也・上村泰子訳)『シャローム・ジャスティスーー聖書の救いと平和』いのちのことば社

2020年
ミッシェル・ハーシュバーガー(森博、大山ゆきの、上村(桃野)泰子訳)『神の物語、わたしたちの物語ーークリスチャンの信仰と生活の探求』メノナイト教育研究センター
南野浩則『聖書を解釈するということーー神のことばを人の言語で読む』いのちのことば社

2019年
エマニュエル・カトンゴレ、クリス・ライス(佐藤容子、平野克己訳)『すべてのものとの和解』日本キリスト教団出版局

2018年
大河原眞美『アメリカ史のなかのアーミッシュ』明石書店
永本哲也『ミュンスター宗教改革ーー1525〜34年反教権主義的騒擾、宗教改革・再洗礼派運動の全体像』東北大学出版会

2017年
ベルンハルト・オット(杉貴生監修、南野浩則訳)『シャローム 神のプロジェクト』いのちのことば社
小坂幸三『アーミッシュとフッタライトーー近代化への対応と生き残り戦略』明石書店
永本哲也、猪刈由紀、早川朝子、山本大丙(編)『旅する教会——再洗礼派と宗教改革』新教出版社
山出正一『日本メノナイト教会宣教史』ピヨ・バイブル・ミニストリーズ

2015年
エルマー・A・マーティンズ(南野浩則訳)『神のデザイン――旧約聖書神学の試み』福音聖書神学校出版局

2014年
大河原眞美『法廷の中のアーミッシュ』明石書店
ジョセフ・ストール(富加見絹子訳)『チューリッヒ丘を駆け抜けた情熱ーー迫害下に生きたスイス・アナバプテストの物語』(電子書籍)
ルーサー・ブリセット(さとうななこ訳)『Q』(上・下)東京創元社

2013年
アーノルド・スナイダー(中川美弥子、矢口以文訳)『イエスの足跡に従う——アナバプテストの伝統』東京ミッション研究所
スチュアート・マレー(榎本和広訳)『素顔の再洗礼派——ベールを脱いだアナバプテストの急進的信仰を探る』シャローム出版
桃野泰子(編)『日本メノナイトキリスト教会 信仰告白ーー本文と解説』日本メノナイトキリスト教会協議会

2010年
佐伯宏介『優しさを受けて』いのちのことば社
東京ミッション研究所ヨーダー研究会(編)『ジョン・H・ヨーダーの神学——平和をつくり出す小羊の戦い』新教出版社
ジョン・ポール・レデラック(水野節子、宮崎誉訳)『敵対から共生へ:平和づくりの実践ガイド』ヨベル

2009年
池田智『アーミッシュの人びと――「従順」と「簡素」の文化』二玄社
ドナルド・B・クレイビル(杉原利治、大藪千穂訳)『アーミッシュの昨日・今日・明日』論創社
パーマー・ベッカー(桃野泰子、小林良裕訳)『アナバプテストのクリスチャンとは何か?』北海道メノナイト教育研究センター
森田安一編『ヨーロッパ宗教改革の連携と断絶』教文館

2008年
ドナルド・B・クレイビル、スティーブン・M・ノルト、デヴィッド・L・ウィーバー=ザーカー(青木玲訳)『アーミッシュの赦し』亜紀書房
ハワード・ゼア(森田ゆり訳)『責任と癒し:修復的正義の実践ガイド』築地書館

2007年
坂井信生『聖なる共同体の人々』九州大学出版会

2006年
ウィラード・M・スワートリー(東京ミッション研究所訳)『平和の契約——福音の聖書神学的理解』東京ミッション研究所
ハワード・ゼア(西村、細井、高橋監訳)『犯罪被害の体験をこえてーー生きる意味の再発見』現代人文社
ハワード・ゼア(西村、細井、高橋監訳)『終身刑を生きるーー自己との対話』現代人文社

2004年
ロナルド・J・サイダー(棚瀬多喜雄編訳、棚瀬江里哉訳)『平和つくりの道』いのちのことば社
サラ・フィッシャー、レイチェル・ストール(杉原利治、大薮千穂訳)『アーミッシュの学校』論創社

2003年
デビッド・アウグスバーガー(棚瀬多喜雄編訳)『赦し——新しい人間関係を生み出す』東京ミッション研究所
デビット・アウグスバーガー(荒谷陽子、棚瀬江里哉訳)『赦し、和解(セミナー記録)』メノナイト教育研究センター
ハワード・ゼア(西村春夫、細井洋子、高橋則夫監訳)『修復的司法とは何かーー応報から関係修復へ』新泉社

2002年
ヨハン・クリストファー・アーノルド(吉枝恵訳)『憎しみ続ける苦しみから人生を取り戻した人々の物語』フォレストブックス
ジョン・S・オイヤー、ロバート・S・クライダー(棚瀬多喜雄訳編)『殉教者の鏡物語』シャローム出版
ハインリヒ・グレシュベック(C・A・コルネリウス編、倉塚平訳)『千年王国の惨劇――ミュンスター再洗礼派王国目撃録』平凡社
ビル・コールマン(青山南訳・解説)『“シンプル”という贈りもの——アーミシュの暮らしから』フレックス・ファーム
J・H・ヨーダー(矢口以文ほか訳)『社会を動かす礼拝共同体』東京ミッション研究所
ドンナ・M・ローズ(落合勝子訳)『子どものための小さいお話②』CS成長センター

2001年
菅原千代志『アーミッシュ・キルトと畑の猫』丸善ブックス
アーノルド・スナイダー(片野あつひろ訳)『アナバプテストの種から——私たちの教会のアイデンティティーを求めて』日本メノナイト宣教会
『宣教50周年記念誌 恵みのあと』日本メノナイトキリスト教会協議会
ジョン・M・ドレッシャー(岡田信子、高橋博子訳)『若い母親に贈る8章ーー今こそ愛するとき』いのちのことば社

2000年
アラン・クライダー(棚瀬多喜雄訳)『<聖>をめざす旅――シャロームを生きる神の民』東京ミッション研究所
ジョン・M・ドレッシャー(福井誠訳)『子どもに信仰を伝えるための10章』CS成長センター
ワンダ・M・ヨーダー(池田智訳)『マーキー——ダウン症の少年とハモンド家のいとこたち』三省堂

1999年
菅原千代志『アーミッシュの食卓』丸善ブックス
バーバラ・スマッカー(田中治美訳)『勇気は私たちの祖国』ぬぷん

1998年
栗原紀子(文)長谷川朝美(写真)『プレイン・ピープル――アーミッシュの世界』愛育社
ジョン・M・ドレッシャー(工藤信夫訳)『若い教師・教会リーダーのための14章』いのちのことば社
ジョン・ハワード・ヨーダー(棚瀬多喜雄訳)『愛する人が襲われたら?――非暴力平和主義の回答』新教出版社
ドンナ・M・ローズ(落合勝子訳)『子どものための小さいお話』CS成長センター
アイビーン・ワイマン(瓜生知寿子訳)『カレジの決断』偕成社

1997年
デビッド・アウグスバーガー(平野ふみ子、平野英里訳)『親身にぶつかる』すぐ書房
菅原千代志『アーミッシュ――もう一つのアメリカ』丸善ブックス
バーバラ・スマッカー(田中治美訳)『クマさんのキルトはセリーナのたからもの』ぬぷん児童図書出版
ジョン・M・ドレッシャー(工藤信夫訳)『小学生の子をもつ親のための6章』いのちのことば社
山田望『キリストの模範ーーペラギウス神学における神の義とパイデイア』教文館

1996年
ドナルド・B・クレイビル(杉原利治、大薮千穂訳)『アーミッシュの謎――宗教・社会・生活』論創社

1995年
ジョン・M・ドレッシャー(工藤信夫訳)『幼い子をもつ親のための7章』いのちのことば社

1994年
ジョン・M・ドレッシャー(辻紀子訳)『若い父親のための10章』いのちのことば社
ジョン・ドレッシャー、ベティ・ドレッシャー(工藤信夫訳)『若い夫婦のための10章』いのちのことば社

1993年
ウィリアム・マグラス(鬼頭誠訳)『イエス・キリスト山上の教え――アーミッシュ・メノナイトの聖書研究』シャローム出版

1992年
W・クラーセン(野村竹二訳)『もう一つの宗教改革――アナバプテストの生きた道』シャローム出版
ミルドレッド・ジョーダン(池田智訳)『アーミッシュに生まれてよかった』評論社
出村彰ほか訳『宗教改革著作集(8)再洗礼派』教文館
スー・ベンダー(伊藤礼訳)『プレイン・アンド・シンプル――アーミッシュと私』鹿島出版会
J・H・ヨーダー(佐伯晴郎、矢口洋生訳)『イエスの政治——聖書的リアリズムと現代社会倫理』新教出版社

1991年
デビッド・アウグスバーガー(棚瀬多喜雄訳)『親身に聞く』すぐ書房
榊原巌『信仰を生きる――共同体との出会い』シャローム出版
バーバラ・スマッカー(いしいみつる訳)『とべ! ジャイアント』ぬぷん児童図書出版
『宣教四十年記念誌 恵みのあと』日本メノナイトキリスト教会協議会

1989年
ゴードン・D・カウフマン(東方敬信訳)『核時代の神学』ヨルダン社
ロナルド・J・サイダー(御立英史訳)『飢えの時代と富むキリスト者』聖文舎

1987年
C・ノーマン・クラウス(棚瀬多喜雄訳)『しもべとなった王——弟子たちのキリスト論』新教出版社

1986年
ドリス・J・ロングエーカー(矢口美津子・荒谷淑子訳)『わずかな工夫でみんなが豊かに——シンプルライフの魅力』すぐ書房
ラルフ・バックウォルター(矢口以文訳)『バイバイ、おじちゃん』響文社

1985年
デビッド・アウグスバーガー(棚瀬多喜雄訳)『聞く——心を通わせるために』すぐ書房

1984年
『メノナイト入門——M・ギンゲリッチ著「新約聖書による教会」の学びから』日本メノナイト白石キリスト教会

1983年
C・ノーマン・クラウス、家名田弘編『伝道 福音派 福音主義』すぐ書房

1982年
ジョン・ドライヴァー(棚瀬多喜雄訳)『教会 イエスの共同体』すぐ書房

1979年
バーバラ・スマッカー(いしいみつる訳)『六月のゆり』ぬぷん児童図書出版

1978年
ハンス・ゲオルク・フィッシャー(榊原巌訳)『ヤコブ・フッター伝――生涯・信仰・書翰』平凡社

1977年
坂井信生『アーミシュ研究』教文館
『宣教25周年記念 日本メノナイト・キリスト教会 歴史年表』歴史編纂委員会
ペーター・リーデマンほか(榊原巌訳)『フッタライト派信仰告白』平凡社

1976年
榊原巌『教会共同体の研究』平凡社

1975年
ロバート・フリードマン(榊原巌訳)『アナバプティズムの神学』平凡社

1974年
榊原巌『良心的反戦論者のアナバプティスト的系譜』平凡社

1973年
アーサー・G・ギッシュ(榊原巌訳)『新左翼とキリスト教的ラディカリズム』平凡社
坂井信生『アーミシュの文化と社会――機械文明に背を向けるアメリカ人』ヨルダン社

1972年
倉塚平『異端と殉教』筑摩書房
倉塚平ほか編訳『宗教改革急進派』ヨルダン社
榊原巌『アナバプティスト派古典時代の歴史的研究』平凡社

1970年
クリスマス・キャロル・コフマン(棚瀬多喜雄訳)『少女レギーナ』日本メノナイト文書協会
出村彰『再洗礼派』日本基督教団出版局
ジョン・H・ヨーダー(波多野英一郎訳)『つなぐこと解くことーー学習のためのアウトライン』

1968年
J・H・ヨーダー(棚瀬多喜雄、市川好裕訳)『終末論と平和』日本メノナイト教会協議会

1967年
榊原巌『現代基督者財産共同体の研究』平凡社
榊原巌『殉教と亡命――フッタライトの四百五十年』平凡社

1966年
ハロルド・S・ベンダー(本間正巳訳)『わが民——新約聖書による教会の本質』いのちのことば社/日本メノナイト文書協会

1961年
ポール・ピーチ(金窪宏子訳)『もうひとりの改革者——メノ・シモンズ』日本メノナイト文書協会/いのちのことば社

1959年
ラインホールド・ニーバー、平和教会継続委員会(竹林拙三訳)『キリスト者と戦争』NCC文書事業部

1958年
ジョン・H・ヨーダー『カール・バルトとキリスト教的平和主義』日本メノナイト文書協会

1957年
J・A・テーブス『キリストによる無抵抗主義』在日メノナイト・セントラル・コミチー/日本メノナイト・ブレズレン・ミッション
ミラード・リンド(中河俊三訳)『キリストに従う者と戦争』在日メノナイト・セントラル・コミッティー/日本メノナイト・ミッション