アナバプテスト世界交わりの主日

メノナイト世界会議(MWC)では、世界のアナバプテスト系諸教会が共通のテーマのもとで連帯して神を礼拝する「アナバプテスト世界交わりの主日」を設けています。1525年1月21日にスイスのチューリヒで最初の「再洗礼」が行われたことを記念し、多くの教会がこの日付に最も近い日曜日(2020年は1月19日)を交わりの主日としています。

アナバプテスト世界交わりの主日をともに祝うことで、私たちが一つのからだを構成していること、人種や性別や社会的地位をこえて平等であること、互いに助け合ってこの世に奉仕する新しい生き方にあずかっていることを、思い起こしたいと思います。キリストにあって、聖霊の力によって、私たちを隔てている文化や国籍の壁が乗り越えられていることを覚えましょう。

今年のテーマは「イエス・キリスト、私たちの希望」です。下記の「礼拝の手がかり」を参考にして、各個教会の礼拝実践に合わせて、交わりの主日を記念していただければ幸いです。礼拝の様子を写真や文書にて分かち合っていただける場合は、MWC代議員(片野淳彦)までお送りください。また、この機会にメノナイト世界会議への献金を考慮していただけるとありがたく思います。

【礼拝の手がかり】

テーマ「イエス・キリスト、私たちの希望」

聖書:哀歌3章21~26節、詩編62、マルコ2章1~12節、エフェソ1章15~19節

礼拝のねらい:世界のアナバプテスト系諸教会が、

  • 痛みや苦しみを抱える教会のため、ともに悲しむことができるように
  • 苦しむ人をイエスのもとへと連れていき、癒しと希望を求めることができるように
  • 課題に直面する教会のため、互いに祈り合えるように

祈りの課題

  • さまざまな課題を抱える世界のアナバプテスト系諸教会、とくに多様な文化を抱える北米の諸教会が、その多様性を恵みとして感謝し、イエスに従うふさわしい生き方を見つけられるように。
  • 世界のアナバプテスト系諸教会を結びつけるメノナイト世界会議の働きに感謝し、宣教・奉仕・平和・教育での働きがまもられ強められるように。

献金

たとえば、教会員一人あたり昼ごはん一食分を献金するなど、世界のアナバプテスト系諸教会を覚えて献金をささげてみませんか。ちなみに、MWCに対するメノナイト教会協議会の年次分担金(フェアシェア)は、教会員一人あたり403円で賄うことができます。

詳しい情報

さらに詳しい情報(英文)は、MWCのホームページ(https://mwc-cmm.org/article/anabaptist-world-fellowship-sunday?language=en)をごらんください。