メノナイト世界会議（MWC）が主催する「リニューアル2028」が3月25日、サウス・アボッツフォード教会（カナダ、ブリティッシュコロンビア州） にて開催されました。
「リニューアル2028」は、2017年（ルターの宗教改革500周年）から2017年（シュライトハイム信仰告白500周年）までを記念して、MWCが毎年主催する信徒集会です。2017年はアウグスブルク（ドイツ）で、2018年はキスム（ケニア）で、2019年はサン・ラファエル・デ・エレディア（コスタリカ）で集会がもたれました。アボッツフォード集会は2020年に予定されていましたが、新型コロナウイルスのパンデミックのために中止され、2021年はオンラインで集会がもたれました。2022年はスマラン（インドネシア）で、MWC第17回大会の閉会礼拝として行われました。
アボッツフォード集会は「イエスは私たちの希望」と題して礼拝が行われ、世界のアナバプテスト諸教会の証しと世界各地の賛美歌が披露され、祈りが捧げられました。ウクライナでの戦争に向き合うヨーロッパの教会や、内戦を乗り越えて成長しているエチオピアの教会、ビザが発給されず証しが代読されたミャンマーの教会、国際交流を通して希望を与えられている若者たちなど、アナバプテストのコミュニオンに与えられているさまざまな希望が分ちあわれました。